骨粗鬆症の注意点

骨粗鬆症と同じ症状を示す病態があり、続発性骨粗鬆症と言います。原因が他にあり、骨密度低下を示します。

最も多いものが甲状線機能亢進症と副甲状腺機能亢進症です。骨粗鬆症の治療を開始する前にはそれぞれのホルモン量を測定して、続発性骨粗鬆症を除外する必要があります。

また、下記に示すようにステロイド(副腎皮質ステロイド剤)を内服することによって低骨密度を呈することがあります。これはステロイド性骨粗鬆症と言われます。非常に骨折が多いので、ガイドラインが設けられています。

ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン(2014)

ステロイドを内服中もしくは内服予定の患者さんは注意が必要です。以下の条件に当てはまる患者さんは骨密度に関係なく骨粗鬆症の治療が必要です。

  1. ステロイドを内服している65歳以上の患者さん。
  2. ステロイドをプレドニゾロン7.5mg/日内服している患者さん。
  3. これまで骨折をしたことがあるステロイドを内服している患者さん。

上記以外でも危険因子のスコアが3点以上の患者さんは治療が必要です。